●睡眠不足→睡眠負債→睡眠障害…
 
1日24時間という限られた時間の中で、
私たち人間として、やらなければいけないことが毎日山積!
 
なんだか、時間に追われているように思うことはありませんか?
  
だからと言って、睡眠時間を犠牲にするのはどうなんでしょう。
 
日本人は勤勉で、働き者として、どこか洗脳されているように
「やむをえない」とか、
「責任としてやらねば」とか、とかく日本人はそう考えがちですよね。
 

睡眠時間を削って何かに励むことや我慢することが
「美徳」のように評価されるところあるし、
「寝る間も惜しんで」仕事や勉強をすること、努力は必要だ、という
メンタリティがかなり根づいてしまっています。
  
でもね、
それが逆に体調を崩し、ガタガタになるまで頑張るのは
どうなんでしょうか。
 
逆に、仕事の成果が台無しにしてしまうこともあると思います。

「睡眠負債」
 
この言葉を聞いたことがある人も少なくないと思います。
とは言え、私もそうですが、、、PCに向かっている時は
本当に時間があっという間に過ぎて、あともう少しだけ、あと30分とか
理由を引き伸ばしながらデスクに向かうことがありました。

でも、ある日から
カラダが眠る時間、寝ないといけないよって、サインくるように
なりました。
  
上半身がムズムズ、ソワソワしてきて、デスクの間にいるのが
苦しくなるので、大忙しにパジャマに着替えてベッドに入ります。
  

健康も維持しながら、仕事で成果を上げるために
最適な睡眠時間は必須です。

当サロンの健康アプローチとして『億万長者の健康法プログラム」があります、
  
その中でも”質の良い睡眠”というカテゴリーがあり、どのようにして
質のい睡眠を得ることができるかの秘伝をお伝えしています。

その中の一つに、、、
  
血液の循環に整えることをお伝えしています。
  

あるスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)の西野精治所長が、
近著『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』を出版されているのですが、

かなり危険な「睡眠負債」について
「睡眠負債(sleep debt)」という表現を用いて、積み重なる睡眠不足に
警鐘を鳴らしはじめたアメリカ人のウィリアム・C・デメント教授のきっかけでした。

———————————————–
「ヒトは一定の睡眠時間を必要としており、
それより睡眠時間が短ければ、足りない分がたまる。
つまり眠りの借金が生じる」
———————————————–
 
これを「sleep debt」と呼び、
「借金がたまると、脳や身体にさまざまな機能劣化が見られ,
睡眠不足は危険である」と呼びかけたのです。

それが、1990年代のことです。

アメリカでも日本と同じように
「睡眠不足(sleep insufficiency)」という言葉は、一般によく使われているようです。

なので
「睡眠不足と睡眠負債はどう違うのか」ということにこのように話しています。
 
いうなれば「手持ちのお金が足りず、借りをつくるものの、
すぐに返済できる状態」が「不足」、「借金に次ぐ借金で借りが
どんどんふくらみ、返すあてもなく、にっちもさっちもいかなくなる」のが

「負債」
  
とてもイメージしやすくて、分かりやすいですね。

  
睡眠不足が積み重なり慢性化してしまうことで「睡眠負債」に陥ります。

日本で「睡眠負債」という言葉が流行語になるほど広まったのは、
確か、2017年にNHKの番組が取り上げたことがきっかけでした。
  
最近では、睡眠不足の蓄積が”がん””糖尿病や高血圧”などの生活習慣病、
うつ病などの精神疾患、認知症など、さまざまな発症リスクを高めることが、
各方面の研究結果から明らかになっています。
 
そこで、人間は本来何時間の睡眠が必要なのかを研究された結果を
お知らせします。

最も典型的な被験者の場合、
実験前の平均睡眠時間は7.5時間でした。では、はたして睡眠時間はどう推移するのか。

実験初日は、ベッドにいなければいけないと決められた14時間のうち、
13時間眠れた。
 
2日目も、13時間近く眠れた。と
ころが、日を追うごとに睡眠時間は減少して、1週間ぐらいすると、
ベッドに入っても4〜5時間は眠れないようになったのです。

そして、この研究を続けたところ、
 
3週間後に、睡眠時間が8.2時間になり、
それ以上睡眠時間が減ることはなくなったのです。
  
リズムが”固定”したのです。
  
このことから、
この被験者が生理的に必要とする睡眠時間を算出し、8.2時間と判定されました。

健康で睡眠に特に問題はないということで実験に参加した人にも、
実は約40分(実験前平均7.5時間→実験後平均8.2時間)の眠りの
借金がありました。
  
本人の自覚がない中で借金はたまっていたのです。
  
現代人は生活リズムが乱れてしまっています、環境汚染も確かに
影響していますが、何よりも電磁波での影響はかなりのものです。

あとは、食材からの影響です。

ですが、やっぱり「眠れない」原因もまた
環境汚染、生活環境、仕事、人間関係などたくさんの原因があります。
  
この睡眠負債での症状で、見逃せないのは睡眠不足状態から、
自分にとって適正な睡眠時間に戻るためには、3週間もの時間を必要になるということです。

溜まり溜まった”睡眠不足”は、容易に取り戻せない。結果として明らかになりました。
  
なので、負債になる可能性は大!
 
6時間睡眠でも気づかぬうちに劣化!?
睡眠不足は、自分では気づかないうちにたまっていることが多いということを
是非気づいてください。

人は一定の睡眠時間を必要としています。
  
名古屋大学の研究で、40歳から79歳の男女約10万人について10年間の追跡調査をしたもので、
平均睡眠時間は男性7.5時間、
女性7.1時間。
  
10年後の死亡率がいちばん低かったのは、
睡眠時間が7時間(6.5時間以上7.5時間未満)の人たちで睡眠時間がそれより短くなるほど、
もしくは長くなるほど、死亡リスクが増しているという結果が出ています。
  
それに加えて、実は思い違いをしないで欲しいのは、、、

睡眠時間が重要でなく、睡眠の質がかなり重要ということをHERB CLUBでは
そのことを声を大にしてお伝えしたい、と思っています。